自然のめぐみを、南の地から。

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生産物について

「おいしい」はもちろんのこと、「安全と安心」を兼ね備え、そして健康であり続けるための生産物を提供してゆく農家でありたいと考えています。
夏期は、「摘み取り」参加型農園として、ブルーベリーや栗などの作物を栽培、そして冬期は加工用の菊芋などを生産しています。

 

菊芋

Jerusalem artichoke

松川果実園では、菊芋の加工食品を製造しています。
菊芋の特徴や、優れた効果、身体への作用をご説明いたします。

菊芋の伝来について

菊芋は、キク科ヒマワリ属に分類され、北アメリカ原産の多年草植物です。
日本へは、江戸末期に伝来。その後、現在の和名「菊芋」と呼ばれるようになりました。
 当初は、家畜の飼料として導入されましたが、その強い生命力に注目され、戦時中の食糧難の時代から、食糧として重宝されるようになるなど、実は古くからある作物なのです。
 

強い生命力とその成分

非常に丈夫な植物で、高さ2メートルほどに成長し、9月初旬頃からかわいらしい黄色い花を咲かせます。欧州では古くから糖尿病患者に治療にて菊芋を用い、合併症から救済したというエピソードが残っているようです。
 日本 国内でも20年以上前から、糖尿病患者へ向けての菊芋栽培は行われており、メディアなどで取り上げられ、その効果がようやく認知される様になりました。

天然のインスリン「イヌリン」とは

菊芋が、糖尿病の予防効果があると言われるその理由は、「イヌリン」と呼ばれる成分です。
「イヌリン」とは、水溶性の食物繊維で、正確には「 難消化性多糖類」という多糖類の一種。
 芋類に多い「澱粉(炭水化物)」は、体内でもっとも単純なブドウ糖に分解され体内に吸収され、血糖値を上げる大きな要因となります。
 一方、「 イヌリン」は分解して、フラクトオリゴ糖という、消化されない物質に変化するため、血糖値の上昇を抑えることが出来ます。
また、オリゴ糖は腸内でビフィズス菌の餌になり、 ビフィズス菌が有害菌の増殖を抑制し、腸内を健康に保つことができるようになるわけです。

菊芋のさらなる効果について

「イヌリン」の効果は、血糖値の抑制だけではありません。
さまざまな効果が、すでに検証されています。

・メタボ対策やダイエット効果

「イヌリン」は、水溶性の食物繊維です。そのため、胃腸にてゲル上になり長時間留まります。これにより、満腹感を得やすく、腸管からの糖分・塩分・脂肪分の消化・吸収を抑制してくれます。結果として、血糖値の急上昇を防ぐ効果も期待できるのです。
そして、低カロリーのためたくさん食べても太る心配はないのです。
 

・動脈硬化の予防に

コレステロールや中性脂肪を低下させる作用もあります。
悪玉コレステロールの増加は、間接的に動脈硬化のリスクを高めますが、「イヌリン」は体内の 悪玉コレステロールを消耗させ、脂質異常症を予防・改善することが出来ます。
これにより動脈硬化のリスクが下がり、血圧にもよい影響を与え、代謝も促進されます。
 

オリゴ糖が身体に与えるいい作用とは

腸内環境を整えてくれるのも「イヌリン」の特徴です。
フラクトオリゴ糖により腸内環境を整える微生物の働きを支えてくれます。
 
  • ビフィズス菌、乳酸菌などの善玉菌を増やす
  • 便秘の改善
  • 免疫機能の恒常性維持
  • 内分泌や免疫機能を調整し結腸の上皮細胞にも影響を与える
  • カルシウムやマグネシウムの吸収を促進させる
  • 骨粗鬆症の発病の抑制
  • 血液中の中性脂肪を減少させて脂質の代謝に影響を与える
  • 血中中性脂肪を正常化させる機能がある
  • 脂質代謝と糖質代謝の抑制
  • 食事の摂取量と体脂肪率の減少
  • コレステロール値の降下作用
  • 血圧の降下作用
  • 窒素バランスを維持して血中尿素と尿酸レベルを下げる
  • 炎症性腸疾患や結腸がん発症のリスクを減らす

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加工品について

菊芋、ブルーベリーを中心にした加工品を開発・販売しています。
商品は、全て松川果実園オンラインストアにて販売しています。

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"ゆらぎ"を楽しむ文化を目指して

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風土や天候など、毎年の変化をそのまま生かした商品づくり。
あえて整えず、個性を生かして”ゆらぎ”を愉しみ、変化を味わう。
そんな、コンセプトで「純菊芋焼酎「草の縁(くさのゆかり)」が誕生しました。
大浦酒造オンラインストア

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